仕事の悩み

気持ち悪い社畜?! 洗脳された状態? あなたは大丈夫?

ドラマ『転職の魔王様』で、ヒロイン未谷千晴が「気持ち悪い社畜」と評されているシーンがありました。

悩める人

「社畜」のどういうところが気持ち悪いのかな? どうせなら、そういう状態にはなりたくないな。

そう思っている方もいらっしゃるかと思います。


この記事を読んでわかること

・社畜の気持ち悪いと思われる点

・社畜が洗脳されていると思われる点

・洗脳から解かれるための方法


気持ち悪い社畜?!

社畜のどういう点が気持ち悪いと思われるのでしょうか。


過酷な労働時間による疲弊感

過酷な労働時間で、働きすぎることによって、身も心も疲弊してしまいます。

この過労は他者にも伝染し、疲弊した雰囲気に包まれるようなことがあります。

そのような状態の時、死んだ目をしていることもあり、その様子が気持ち悪いと思われることがあります。


仕事に依存している過剰な自己評価

社畜は、自らの存在価値を仕事に依存しすぎている傾向があります。

他者からの評価や昇進に異常に執着し、他者のニーズや感情を見ないで、自分は凄いという情報ばかりを集め、それが手に入らないときには他者を責めようとします。

このように、自分を正当化して、他人に責任を押しつけようとすることで、関わり合いたくないと思われることがあります。


自己主張が乏しいこと

仕事において重要なのはチームプレイや協力ですが、個々のアイデンティティや意見を抑え込みすぎ、何でもかんでも「はい」「わかりました」と言ってしまう姿勢が見受けられます。

これによって、個性や独自性が失われ、気配りの行き届いたロボットのような印象を与えてしまいます。


無意味な忠誠心

一部の社畜は、組織や上司に対して無意味なまでの忠誠心や絶対服従を見せることがあります。

これがあまりにも盲目的であると、周囲から異様な印象を受け、気持ち悪いと感じることがあります。


プライベートの人間関係の希薄化

労働に対する執念が強まると、家族や友人との時間が削られ、人間関係が希薄化することがあります。

これが原因で孤立感やコミュニケーションの不足が生まれ、周囲とのつながりが薄れ、気持ち悪さを増幅させます。


人間らしさがなくなることで、気持ち悪いと思われる可能性がでてくるのではないでしょうか。

Mei


洗脳された状態?

人間らしさがなくなるということで、社畜が気持ち悪いと思われているようです。

その人間らしさがないという状態が、会社から洗脳されているように見えることがあります。

では、会社からどのようなことを言われたことに従っていると、洗脳されているように見えるでしょうか。


新卒のくせして、有給休暇取得するな

この命令に従うことで、若手社員は自らの権利を犠牲にし、組織の利益を優先させることになります。

これが洗脳の一例であり、健全な労働環境からの逸脱と言えるでしょう。


法定休日は日曜日だから、土曜日は出社して

土曜日に出社するよう命じられることで、働き手は自らのライフスタイルやプライベートな時間を犠牲にし、仕事中心の生活を強いられることになります。


最初から「できない」というな

無理な要求に対して無理だと言えないような状況は問題があります。

組織が「できない」という言葉を禁句とし、常に肯定的な言動を奨励することは、現実的な課題やストレスとの向き合い方を奪ってしまう可能性があります。


フレックスは使うな

柔軟な働き方を奨励するフレックス制度を利用しないよう求められることは、従業員が自らの生活に合わせて働くことを阻害します。

これに従うことで、従業員は自らの働き方に柔軟性を持てず、仕事に縛られた状態が続く可能性があります。


出張先から帰ってくるな

出張先からの帰還を制限されることは、個々の成長や仕事への貢献を妨げるものとなります。

このような指示に従うことで、従業員は狭い枠に閉じ込められ、組織の期待にのみ応えることが求められるでしょう。


いずれも新卒で就職した会社で言われた言葉そのものです。今思うと本当に辞めてよかったという気持ちになります。

Mei


洗脳から解かれるための対策

洗脳されていると見える状態から解かれるためには、どうしたらよいでしょうか。


視野を広げて、法律に目をむけてみよう

有給取得については、2019年4月から社員が希望をしていなくても、年に5日の年休を取得させなければいけなくなりました。

参考文献:年5日の年次有給休暇の確実な取得

36協定の上限は、「月45時間、年360時間」が基本です。

参考文献:36協定で定める時間外労働及び休日労働について留意すべき事項に関する指針

指示されている内容が法律にそっていることなのか、一度疑問を持ってみましょう。


「できない」ことを「できない」ということが正当であることを説明する

プロジェクトにおいては、「できない」ことを「できる」と言ってしまうことの方がリスクを生じるという事実をつきつけましょう。

組合員の方は、組合を味方につけてみましょう。


他部署や取引先、出張先から協力を得る

仕事のスケジュールや場所を関連部署や取引先、出張先などと相談しながら決めましょう。

必要に応じて、関連部署、取引先、出張先からアドバイスや協力を得ましょう。

職場の人たちだけではなく、さまざまな人たちと相談することで、周りからの意見を聞けるよいきっかけとなり、職場の人たちが言っていることが間違っていて、根拠がないことだと気付き、洗脳状態が覆されるきっかけになるかもしれません。


職場だけの人間関係ではなく、様々な人とコミュニケーションをとることで視野を広げることでき、法律を視野に入れたり、洗脳状態から解かれたりすることがあります。

Mei


さいごに

自己主張がなく、人間らしさがない社畜は気持ち悪いと思われることがあります。

そのように思われないようにするための対策があります。


なかなかここに記載している対策はハードルが高いと思う方もいらっしゃるかと思います。

少しずつ取り入れていく対策についても、情報発信いたしますので、今後記事をチェックしてみてください。

Mei


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