バイト社畜 知らない間にバ畜

仕事の悩み

バイト社畜とは? 知らない間にバ畜!? あなたは大丈夫?

2023年10月29日

「社畜」という言葉は、会社員に対して使われる言葉です。

最近アルバイトしている人たちにも「社畜」という言葉が使われたり、アルバイトしている人たちがターゲットということで、「バイト社畜」と呼ばれたりすることがあります。

悩める人
悩める人

私はバイト社畜かな?でも、働いた分だけバイト料をもらえるからいいのは?

そう思っている方もいらっしゃるかと思います。

この記事を読んでわかること

・バイト社畜とは?

・バイト社畜の特徴

・バイト社畜のリスク


バイト社畜とは何か?

「バイト社畜」とは、社畜のアルバイトバージョンのことで、略して「バ畜」と呼ばれることがあります。

「社畜」については、以下「社畜とは?簡単に解説!」の記事をご覧下さい。

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「アルバイト」について、辞書には以下のような記載があります。

アルバイト

1 本業や学業のかたわら、収入を得るための仕事をすること。また、その仕事をする人。内職。バイト。「書店で―する」「学生―」

2 パートタイム労働法に定める短時間労働者に分類される雇用形態。臨時雇い。パート。バイト。→フリーター

3 学問上の作業。業績。

(『デジタル大辞泉』小学館)


この記事では、「アルバイト」=「本業や学業のかたわら、収入を得るための仕事をすること。また、その仕事をする人。」の意味として、

学生アルバイトの社畜のことを「バイト社畜」、

「アルバイト」を略して「バイト」

と記します。


現在アルバイトされていらっしゃって、将来会社員として働きたい方は、ぜひこの記事を読んで下さい。

Mei
Mei


バイト社畜の特徴

そんな「バイト社畜」の特徴をみていきましょう。

「バイト先からの長時間労働要求に応じなければならない」と考える傾向にある

バイト先から学生だから融通効くと考えられて、長時間労働要求された時、断れず、長時間労働要求に応じなければならないと考える傾向があります。

そのため、本来学業とバイトを両立しないといけませんが、学業よりもバイトを優先せざるを得ず、過度な労働時間でバイトをしてしまうことがあります。


拘束時間が長いバイトを選択してしまう

学生だから学業に携わる方がよいと考え、「塾講師」、「家庭教師」等の講師のバイトを選択することがあります。

講師は生徒に教えるための教材準備をしなければならないですが、当該事前準備には時給がもらえないことが多いです。


「急なシフトの変更に対応しなければならない」と思っている

休みの日に、急遽バイト先からシフト変更で出勤してほしいという連絡を受けた時、いつもお世話になっているから対応しなければならないと思って、対応してしまいます。


「時給が低くても、将来社会人になった時によい経験になる」と勘違いしている

都道府県別に全ての労働者と使用者に対して適用される最低賃金が決められています。

参考文献:地域別最低賃金の全国一覧


その最低賃金相当で、仕事量の割に時給が低くても、将来社会人になった時によい経験になるからと勘違いして、声をあげず、バイト先の要求のままに働いてしまう傾向にあります。


「バイトだから社員に対して、声を上げてはいけない」と思っている

バイトは、社員よりも労働条件が悪く、弱い立場になっているというバイト先は多いです。

そのため、社員の人たちからの理不尽な要求でも、声をあげてはいけないと思い、社員から過度にこき使われる傾向にあります。


あなたはいくつ当てはまりましたか?

Mei
Mei


バイト社畜のリスク

バイト社畜としての生活は、以下のようなリスクが考えられます。

学業への影響

学生が過度の労働時間や長時間労働に従事する場合、彼らの学業に対する集中力や時間管理能力に影響が及ぶ可能性があります。

学校の授業に参加する時間や課題を遂行する時間が減少し、結果として成績の低下や卒業までの期間延長といったリスクが生じます。


精神的ストレス

適切でない労働環境や厳しい労働条件により、大学生は精神的なストレスや不安を抱えることがあります。

仕事と学業の両立によるプレッシャーや仕事場での人間関係の問題、不公平な扱いへの不満などが、精神的な健康に悪影響を及ぼす可能性があります。


健康への影響

過剰な労働時間や過酷な労働条件は、学生の健康に深刻な影響を及ぼすことがあります。

不規則なシフトや長時間の立ち仕事による身体的な負担、ストレスによる睡眠障害や食生活の乱れなどが、健康問題の増加を招く可能性があります。


低自己評価

こき使われている状況にある大学生は、自己評価が低下し、自信を失うことがあります。

適切な評価や報酬を得られず、仕事上のストレスや不満に直面することで、自己肯定感や自己価値感が低下し、自己成長や自己実現の機会を失う可能性があります。


将来への影響

不適切な労働経験や過度のストレスは、学生の将来のキャリアや職業の展望にも影響を与える可能性があります。

適切なスキルや知識の習得が阻害され、適切なキャリアパスや職業的な目標の達成が困難になる可能性があります。

また、不適切な経験や労働条件に慣れてしまい、会社員社畜になる可能性があります。


バイトの時だけではなく、将来、会社員になった時にもリスクを伴うことになりますね。

Mei
Mei


さいごに

「バイト社畜」とは、社畜のアルバイトバージョンで、将来会社員になった時も影響がでてしまうリスクがあります。

仕事の責任は社員にはありますが、バイトにはほとんどありません。

良質なバイトはネットで探せば多くあります。


理不尽な要求をされるバイトからはすぐにさよならして、良質でご自身に合うバイトに変えていきましょう。

Mei
Mei

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